
インバウンド顧客向け企画・運営|統括マネージャー|2018年入社
システム開発管理|2022年入社
H.Kさん/K.Fさん

Q1.現在はどんなお仕事をされていますか?
H.Kさん
私はインバウンドグループというチームで、訪日外国人のお客様、所謂インバウンド顧客の方に向けて、日本のエンタメチケットがどうしたらより購入しやすくなるか、日本のエンタメの魅力がどうしたらもっと伝わるか、を日々考え、サービスや企画に落としていく仕事をしています。
日本では普通の考え方でも、海外の言語のニュアンスや文化によって全く異なるとらえ方をされてしまうので、表現方法や言い回しに気を遣って、主催やアーティストの意図、魅力を丁寧に伝えていく必要があります。
ただ、そういった言語も文化も異なる様々な国の方が、はるばる日本に来て同じ空間で同じコンテンツを見聞きし同じように感動を共有できている瞬間は、やりがいと達成感を感じます。
K.Fさん
私はシステム部に所属しており、イープラスにある様々なシステムの開発管理を行っております。
現在携わっているインバウンドシステムリプレイスのような現行システムの保守開発の他、イープラスで新規サービスを行う際のシステム要件の整理/開発管理を行う場合もあります。
どちらにおいても社内業務部署からの要件を綿密にヒアリングし、開発担当に内容を展開していく作業が求められます。
各所の要望を調整しながら1つのシステムを築き上げていくのは時に根気が求められる業務である他、
ダイレクトに自分の関わったシステムがサービスとしてユーザのもとに届く上で責任の大きい立場とはなりますが、
我々のサービスを通して、数多くのエンタメをユーザに届けられていると思うと、とても意義のある仕事だと実感しております。

Q2.入社の決め手を教えてください
H.Kさん
前職で海外の様々な展示会に行かせていただく機会があり、そこで日本のアーティストのライブやイベントに熱狂する多くの外国の方を見て、「日本のエンタメはすごい!」と何故か誇らしい思いが沸き上がったのが原体験としてあります。
そのような原体験がもとになって、漠然と将来関わる仕事として「海外」と「日本のエンタメ」という2つの軸が自分の中にあったのですが、たまたまイープラスでインバウンド顧客向けサービスという職種で募集があったので、偶然にも軸として考えていた2つとも合致し、これしかない!とすぐに応募し、入社を決めました。
漠然としていたイメージが、具体的になった瞬間でした。
K.Fさん
前職ではSIerのエンジニアとして取引先様のシステム開発に従事しておりました。
前職時代からエンタメに関わるシステムに携わりたいという想いはあったのですが、なかなか機会に恵まれない中で、
学生時代にお世話になっていた先輩の知人がイープラスで働いている話を聞き、ご紹介を頂いたのが入社のきっかけでした。
以前はイープラスに対して、委託されたチケットを売る所謂仲介業者的なイメージが強かったのですが、面接を受けていく中で、
プレイガイドという立場からエンタメ業界への課題意識と、エンタメを一層発展させていくためのビジョンを持っている会社だと感じ、
入社を決意いたしました。

Q3.現在行っているプロジェクトについてと役割について教えてください
H.Kさん
イープラスのチケット販売ページは、表面も内部のシステムも、日本国内向けに作られていたこともあり、決済方法や発券方法の面で海外顧客に向けての対応ができておらず、なお改修が難しいという長年の課題がありました。
そこで、2016年から基幹システムとは別建てで、簡易的な海外顧客向けのサイトを設けてはいたのですが、お客様、お取引先の要望が多様化・複雑化していく中で、より抜本的なシステム構造の改革をしないと拡張性や未来はないと判断し、
2023年の秋に、この「国内販売・海外販売統合プロジェクト」の発足と、サービスの責任者をさせていただくことになりました。
各国に対応した決済方法や、チケット販売ページの多言語化、発券方法(チケットの受け取り方法)等、先述の「海外の方に、どうしたらより購入しやすくなるか、日本のエンタメの魅力がどうしたらもっと伝わるか」を念頭に置いて、国内のお客様とできる限り同じようにチケットを購入いただけるようにしくみを作っています。
K.Fさん
インバウンドシステムのプロジェクトでは開発管理メンバとして従事しておりました。
既存インバウンドシステムで実現している機能を担保することは勿論のこと、現在社内でインバウンド販売において業務負荷となっている
ポイントをヒアリングし、改善内容を開発要件に落とし込んでいきました。
インバウンドシステムが基幹システムに統合されていくことでインバウンドチーム始め、営業/デスクの業務運用フローにも変更が生じていくため、
いかに現行運用へのハレーションを抑えつつ、改善機能の提供が出来るかが、開発担当として一番難しいポイントでした。
今現在新インバンドシステムのローンチは完了しておりますが、新規運用の中で課題/要望は必ず出てくると予想されますので、
以降もインバウンドチームとの密な協力体制を構築して、解決に取り組んでいきたいです。

Q4.プロジェクトを通して実現したいこと
H.Kさん
日本のチケット販売の仕組みや業界の構造は、世界から見ても特殊な世界だと思います。
巨大なショービジネス市場を持つアメリカや、アジアやヨーロッパの独自のエンタメの文化に慣れた方を、それらとは全く異なる日本のエンタメにどれだけ興味を持ってもらえるか、その橋渡しの一端を、このプロジェクトで担えればと思っています。
私の入社の動機となった「日本のエンタメの魅力をもっと海外に伝えるお手伝いをしたい」
という思いが、そのままこのプロジェクトで実現したい事につながったので、プロジェクトの進行において難しい調整や根気のいる作業はありますが、幸せなことだと思っています。

Q5.今後どんな仕事に挑戦していきたいですか
H.Kさん
インバウンド顧客が日本のイベントに興味を持っていただいているのと同じように、日本でも海外のフェスやイベントに参加したい方も多いと思っています。
そういった方を世界各国のチケットエージェンシーと連携して、実際に海外に送客をする、いわゆるアウトバウンドをする取り組みをもっと推進していきたいと思っています。
例えば、アメリカや台湾等で開催されているフェスのチケットを海外の販売サイトで購入するのはなかなかハードルが高いと思いますので、それがイープラスの国内向けサイトで、もっと手軽に購入できるようになれば、相互にエンタメの交流がさらに広がると思っています。
実はいま韓国のインターパークと連携して一部この取り組みをしていますが、その輪をもっと世界に拡大していければいいなと考えています。
K.Fさん
今回のインバウンドシステム基幹統合化によって、今までより一層インバウンドユーザが日本のエンタメをシームレスに体験できるベースを構築出来たと考えております。
私自身10代の頃、海外のバンドカルチャーに憧れて様々なライブに足を運んだように、今度は日本のカルチャーに興味を抱いている海外の方がより身近に、日本のエンタメ文化を体験が出来る
サービス/システムを構築していきたいと強く望んでいます。
またその中で、所謂ステレオタイプな日本のエンタメだけではなく、まだ海外のお客様の手に届きづらい日本のアンダーグラウンドなカルチャー/イベントが発信できる基盤を作り上げていきたいです。
イープラスというプラットフォームから、日本の多種多様なエンタメが海外で遜色なく評価される場所/機会を提供していくのが私個人的な願いです。

Q6.この会社への入社を志望している方へ一言お願いします。
H.Kさん
「楽しみながら結果を出す」事ができる環境がイープラスにはあります。
もちろん人を楽しませるというのがエンタメ業界の最優先事項なので、きつい言葉かもしれませんが、人を楽しませるために自分が苦しい目を見ることもあるかと思います。
ただ、そういった事すらも楽しみに変えようと努力する人の周りには、自然と楽しめる環境が出来上がります。
頑張っている人の周りには助けてくれる人が必ずいます。
イープラスにはそういう環境が整っているので、安心して飛び込んできてください。
K.Fさん
自分のやりたい業界に身を置いて活動をするためには、その業界に飛び込む勇気と、理想の仕事像を実現するための絶え間ない根気が必要だと考えています。
私にとってその業界はエンタメ業界であり、理想の自分に近づくためには一筋縄ではいかないことの方が未だ多いですが、ここまでの道のりにおいて自分の選択に後悔は一切ありません。
また自分のビジョンを共有し、献身的に支えてくれるチームメンバーに恵まれた中で仕事が出来ていることも事実です。
つまり何が言いたいかというと、きっかけを逃さず自身の求めるビジョンに向かってひたむきに進んでいけば、自分の環境は如何様にでも変わると私は考えております。
現在弊社を志望している皆さんにとって、イープラスが自己実現を叶える場所となることを心から願っています。
